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インパクトドライバーでビスを打ち込んでいると、途中で止まってしまったり、固くてまったく進まなかったり、下穴を開けたのに入らないといったトラブルは誰にでも起こります。
DIYに慣れている人でさえ、木材の種類やビスの長さ、ビットの摩耗具合、押し付ける力の加減など、複数の要素が重なることで思わぬ失敗を経験します。
この記事では、ビスが入らない原因を“状況別”に整理し、あなたの状況に最も近い原因をすぐに見つけられるように、専門家の視点で深く掘り下げて解説します。
ビスが入らない原因は“状況別”に7つある
① 木材が固くてビスが入らない(硬い木材・集成材)
木材の種類によってビスの入りやすさは大きく変わります。SPF材のような柔らかい木材は比較的簡単にビスが入りますが、集成材や広葉樹のような密度の高い木材では、同じ力で作業しても途中で止まってしまうことがあります。特に集成材は内部の繊維方向が複雑で、ビスが進む際に抵抗が増えやすい特徴があります。
こうした木材にビスを打つ場合は、ビスの長さの七〜八割程度の深さで下穴を開けると摩擦が減り、スムーズに入るようになります。また、ビスにロウや石鹸を薄く塗ると摩擦が大きく減り、硬い木材でも驚くほど入りやすくなります。
② 下穴が浅い・ない(最も多い原因)
ビスが入らない原因として最も多いのが、下穴が浅い、もしくは下穴を開けていないケースです。特に長いビスや太いビスでは、下穴が不十分だと摩擦が増え、途中で止まってしまいます。
木材の種類によって適切な下穴の直径は異なりますが、一般的にはビス径の七〜八割程度が目安です。柔らかいSPF材なら多少浅くても入りますが、檜や集成材では下穴が浅いとほぼ確実に進まなくなります。
もし「下穴を開けても入らない」と感じるなら、 木材に合わせた下穴ドリルを使うだけで失敗が大幅に減ります。
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木材ごとの適正サイズが揃っていて、DIY初心者でも扱いやすいセットです。
③ 途中で止まる(摩擦・熱で焼き付く)
ビスが途中で止まる場合、摩擦によってビスが熱を持ち、膨張して木材に食い込んでしまっている可能性があります。特に長いビスや硬い木材では摩擦熱が発生しやすく、ビスが焼き付いたように動かなくなることがあります。
この状態で無理に押し込むとビスが折れたり、木材が割れたりするため注意が必要です。一度ビスを抜いて冷ますか、ビスにロウや石鹸を塗って摩擦を減らすと改善しやすくなります。
また、ビットが摩耗しているとビスの頭にしっかり噛まず、空回りして摩擦熱をさらに増やすため、ビットの交換も効果的です。
④ ビットが合っていない(特に100均ビット)
ビスが入らない原因として意外と多いのが、ビットの番手が合っていないケースです。プラスビスには「2番」「3番」などの規格があり、これが合っていないとビットがビスの頭にしっかり噛まず、空回りしてしまいます。
特に100均のビットは精度が低く、ビスの頭をなめやすいため注意が必要です。
ビットが摩耗しているかどうかは、先端を光にかざすと分かりやすく、角が丸くなっていたり、ビスに当てたときに“カチッ”と噛む感触が弱くなっている場合は交換のサインです。
もし「ビットが噛まない」「空回りする」と感じるなら、 精度の高いビットに交換するだけで作業が驚くほど安定します。
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⑤ トルク不足(バッテリー劣化含む)
インパクトドライバーのトルク設定が弱いと、ビスが木材に食い込む力が足りず、途中で止まってしまいます。また、バッテリーが劣化していると本来のパワーが出ず、トルク不足と同じ症状が起きます。
特にDIY用の低価格モデルでは、バッテリーの劣化が原因でパワー不足になるケースが非常に多いです。
もし作業中にパワー不足を感じるなら、 予備バッテリーを用意しておくと作業が途切れず、ビスの入りも安定します。
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⑥ 斜めに入ってしまう(押し方・姿勢の問題)
ビスが斜めに入ってしまうと、木材との接触面が偏り、摩擦が増えて途中で止まってしまいます。これは押し付ける力が弱かったり、姿勢が悪かったり、ビットがビスにまっすぐ当たっていないことが原因です。
ビスを打つときは、最初の数秒が特に重要で、体重をかけてしっかり押し付けながら、ビットがビスの中心にまっすぐ当たるように意識すると成功率が上がります。ガイドを使うと初心者でもまっすぐ打ちやすくなります。
⑦ 初心者がやりがちなミス
初心者の方に多いのが、スピードを上げすぎてビットがビスに噛まず、空回りしてしまうケースです。また、押し付ける力が弱いとビットが浮いてしまい、ビスが斜めに入ったり途中で止まったりします。
さらに、ビットをチャックにしっかり差し込んでいないと、ビット自体がブレてしまい、ビスがまっすぐ入りません。最初はゆっくり回し始め、しっかり押し付けながらビスが木材に食い込むのを確認してからスピードを上げると、失敗が大幅に減ります。
ビスが入らない時に絶対やってはいけないこと
ビスが入らないからといって、無理に押し込んだり、ハンマーで叩いたりするのは危険です。木材が割れたり、ビスが途中で折れたりする原因になります。
また、焦げ臭い匂いがしているのに作業を続けると、ビスが焼き付いて抜けなくなることもあります。斜めのまま無理に進めるのも厳禁です。
状況別の正しい対処法まとめ
固い木材の場合は下穴を深くし、摩擦を減らす工夫をすると改善します。
途中で止まる場合はビスを冷ますか、ロウや石鹸を使うと効果的です。
ビットが合っていないと空回りするため、プラス2番の高品質ビットに交換するのがおすすめです。
トルク不足を感じたら設定を最大にし、バッテリーの状態も確認しましょう。
斜めに入る場合は姿勢と押し方を見直すと改善します。
再発防止策
木材に合わせた下穴を開けること、ビットを定期的に交換すること、トルク設定を理解して使い分けることが、ビスが入らないトラブルを防ぐポイントです。
無理に押し込まず、正しい手順で作業することで、失敗を大幅に減らせます。
作業を安定させたい方へ
ビスが入らない原因はさまざまですが、 多くの場合は「ビットの摩耗」「下穴不足」「トルク不足」のいずれかで解決できます。
作業をスムーズに進めたい方は、 ビット・下穴ドリル・予備バッテリーの3つを揃えておくと失敗が大幅に減ります。
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記事まとめ
- ビスが入らない原因は一つではなく、木材・ビット・下穴・姿勢など複数が重なることで起きる。
- 木材の種類によってビスの入りやすさは大きく変わり、特に集成材や広葉樹は摩擦が大きく途中で止まりやすい。
- 下穴不足は最も多い原因で、ビス径の七〜八割の直径・深さを確保することでほとんどのトラブルが解消する。
- ビスが途中で止まる場合は摩擦熱が原因のことが多く、ロウや石鹸を使うと驚くほど改善する。
- ビットの番手が合っていない、または摩耗しているとビスの頭に噛まず、空回りしてビスが入らない。
- 100均ビットは精度が低く、ビスの頭をなめやすいため、作業が安定しない原因になりやすい。
- トルク不足やバッテリー劣化はパワーが出ず、ビスが途中で止まる大きな要因になる。
- ビスが斜めに入ると摩擦が増えて止まりやすく、最初の数秒の“押し付ける力”が成功率を大きく左右する。
- 初心者がやりがちなミスは、スピードの上げすぎ・押し付け不足・ビットの差し込み不良の3つが多い。
- ビスが入らない時に無理に押し込むのは危険で、木材割れやビス折れにつながるため、原因を見極めて対処することが大切。

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